ゼロ年代のアニメを語るには100本では少なすぎる?

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20090727


たいへんおもしろい企画なのですが「ローゼンメイデン」がないのはいかがなものか!「撲殺天使ドクロちゃん」をあげないなんて!「ゼロの使い魔」がないなんて話にならん!と、まぁアレもコレもと言えばきりがないですね(笑)それにしてもゼロ年代に入って10年目です。総数100本ということは1年あたり10本のアニメしか載せることができません。この企画を万人がそれなりに納得して実行するには、その年を代表するアニメ10本を厳選する作業が必要なのですが、まぁ難しいですね。近年アニメの放映数が爆発的に増えているわけですから。90年代のようにエヴァンゲリオンとかセーラームーンとか誰でも知ってるテレビアニメを取り上げれば90年代の傾向のようなものが見えてきそうなものですが、00年代はみんなが知ってるテレビアニメ、例えば「涼宮ハルヒの憂鬱」や「デスノート」だけを取り上げてもゼロ年代の傾向を捕らえきることができません。それらはゼロ年代の一部でしかなく、それ以外の構成要素があまりに大きい。なぜならゼロ年代はオタクのアニメの視聴スタイルが変化した時代だから。地上波だけではなくCSのアニメチャンネルあるいは動画サイトのアーカイブからもアニメ見ることができるようになり、選択肢が爆発的に増えてしまいました。なのでたった100本のアニメでは全てのアニメオタクの好みを把握できない。というのがゼロ年代の傾向かと。地上波で放送されるアニメをリアルタイムで見てる層とニコニコ動画などで知ったアニメを動画のアーカイブから見てる層がどれくらいの比率で存在するのか気になるところです。