選挙期間が長すぎてダレてきた

2005年の衆議院選挙は小泉劇場というだけあって選挙期間中飽きることはなかったのですが、今回の選挙では毎日同じ内容を繰り返しテレビで放送しているようで正直疲れてきた。自民党民主党ではだめだって連呼してるだけだし、民主党政権交代のワンフレーズ一辺倒だし・・・


いや、本来選挙というものはおもしろいとかおもしろくないで判断すべきではないのは重々承知の上なんだが、なんか盛り上がりに欠けるというか。民主党政権が誕生するかもしれないってのに、どうも淡々としすぎなんだよな。自民党は何か起死回生の秘策でも用意してあると思ったら何もないし。アメリカの大統領選(オバマVSマケイン)のほうがワクワクしながら見てたような気がする。この差はなんなんだろう。

腐ったバナナの方程式

自分の反社会的な行為を他人に注意されて逆ギレ

       ↓

 ブログに「ムカつく!」「日本は終わりだ」
 などと書いて負の感情ぶちまける

       ↓

    読者も不快な気分になる

       ↓         

  ばななを叩く者と他者を叩く者に別れる

       ↓

 ネットを媒介に不の感情の拡散・増幅 ← 今ここ
       ↓

   結局誰も幸せにならない

       ↓

     最初に戻る



これを「腐ったバナナの方程式」と呼ぶことにしよう。


参考:

よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」
スーパー銭湯に刺青隠さずに入ろうとしたら止められた。潰れるように呪いをかけた。 2001.11.07

ハックルさんはネット初心者なのでやさしくしてあげてください

はてなは変わるべきだ(ハックルベリーに会いに行く)
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20090726/1248573851

ハックルさんが長文で抗議しているみたいだけど要約するとこうです。


僕が一生懸命書いた文章を中傷しやがって!
はてな」はなんとかしろ!何もしない「はてな」は怠慢だ!


おそらく多くのはてなユーザーはこう思ったのではないでしょうか。


「ネット初心者にありがちな行為だなぁ。」


まず、ハックルさんがすべきことは自分をアルファブロガーなどと自称するのはやめてネット初心者だと自覚すべきです。そして自分が何でも正しいと思うのではなく、ネットに詳しい友達に相談するなりしてトラブルを未然に防ぐ方法を学びましょう。「説明が足りない! はてなが悪い!」というのは正論のように聞こえますがなんの解決にもなりません。はてなにトラブル対策を提案するのは良いことですが、すべてのトラブルをはてなの責任にして、ネットコミュニケーションにおける「感情の安全」をはてなに保障させるのは物理的に不可能です。


リアルで相談できる友人がいない場合は「Yahoo!知恵袋」「教えてgoo!」「発言小町」などで助言を求めるのも良いでしょう。これらのサービスは初心者の質問に丁寧に答えてくれます。ネットは「はてな」だけで完結しているわけではありませんから、他のサービスもどんどん活用しましょう。ブログをはてな以外に乗り換えるのも一つの手段ですね。


最後にアルファブロガーと呼ばれる人達は一般人よりもアクセス数が多いため、必ずと言っていいほどブログ炎上を経験しています。賛成の意見が増えれば批判の意見も増えますからね。そこで、どうすればネットでのトラブルを回避しつつ、自己表現できるか?ということをアルファブロガー達は常に考えています。
「不用意な発言は極力控える」「自分に過失があった場合は訂正する」「荒しには反応しない。」など、自分なりの防衛術を日々考案しトラブルの発生率をさげる努力をしています。ネットではトラブル対策ができていないユーザーほどトラブルメーカーになりやすい。はてなの人に会ったり、ラノベの作者に会ったりするのも結構ですが、ハックルさんの場合、まずネット経験が豊富なフツーの人に助言を聞くことが最優先事項です。現実社会と同じで失敗しながら何かを学ぶというのはネットでも同じことです。煽り耐性を身に付け、真のアルファブロガーになられたハックルさんに期待したいです。

学校で爆発物騒ぎ

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-4c77.html

たけくまさんの日記で聖人と悪人に対する警察の対応が同じで勘違いしてしまった。というお話なんですがおもしろかったです。パッと見わかんないですもんね。私も似たような体験があるのでよくわかります。高校生のころ学校に警察官がぞろぞろやって来て、駐車場にとめてある車を一台一台チェックしてました。なんでも爆発物が取り付けられていないか調べているとのこと。「え〜、テロリストでも来たの?」と恐がっていたら今上天皇美智子様が学校の傍を車で通られるからその警備の一環。とのことでした。警察ちゃんと説明しろ。ビビって授業に集中できないだろ(笑)放課後、沿道には日の丸の小旗を持ったおっちゃんおばちゃん達が御料車が通られるのを見物してました。時速20キロぐらいで走っていたようですが、車が通る時、先の信号が次々と青に変わってビビッた。たぶん警察が信号を手動で変えていたのだろうけど、すごい光景だったなぁ。

ゼロ年代のアニメを語るには100本では少なすぎる?

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20090727


たいへんおもしろい企画なのですが「ローゼンメイデン」がないのはいかがなものか!「撲殺天使ドクロちゃん」をあげないなんて!「ゼロの使い魔」がないなんて話にならん!と、まぁアレもコレもと言えばきりがないですね(笑)それにしてもゼロ年代に入って10年目です。総数100本ということは1年あたり10本のアニメしか載せることができません。この企画を万人がそれなりに納得して実行するには、その年を代表するアニメ10本を厳選する作業が必要なのですが、まぁ難しいですね。近年アニメの放映数が爆発的に増えているわけですから。90年代のようにエヴァンゲリオンとかセーラームーンとか誰でも知ってるテレビアニメを取り上げれば90年代の傾向のようなものが見えてきそうなものですが、00年代はみんなが知ってるテレビアニメ、例えば「涼宮ハルヒの憂鬱」や「デスノート」だけを取り上げてもゼロ年代の傾向を捕らえきることができません。それらはゼロ年代の一部でしかなく、それ以外の構成要素があまりに大きい。なぜならゼロ年代はオタクのアニメの視聴スタイルが変化した時代だから。地上波だけではなくCSのアニメチャンネルあるいは動画サイトのアーカイブからもアニメ見ることができるようになり、選択肢が爆発的に増えてしまいました。なのでたった100本のアニメでは全てのアニメオタクの好みを把握できない。というのがゼロ年代の傾向かと。地上波で放送されるアニメをリアルタイムで見てる層とニコニコ動画などで知ったアニメを動画のアーカイブから見てる層がどれくらいの比率で存在するのか気になるところです。

ごめんよ。20世紀少年は21世紀を救えない。もしくは救いたくない

今年32歳の私にとって20世紀とは少年時代をすごしてきた世紀と言える。私が小学生のころ、入学式やら卒業式などのイベントごとには必ずお偉方のみなさんがやってきてこう言うのでした。


「小学生のみなさん、21世紀はあなたがたが主役です。」
「環境問題や少子高齢化問題に立ち向かっていける人材に育ってください。」


そして6年生の社会科の時間にはこんなことを習った。


高齢化社会が進んでいるから君達は負担が増えますよ。
国の借金(国債)が増えているからこれを返すのはあなたたちですよ。


小学生ながら21世紀ってのはとんでもないデストピアだな。と思った。なんでおまえらの作った借金を俺達が返さなきゃいけないのか。理不尽すぎる。


そして21世紀。若者の3分の1は非正規社員という現実。景気が悪くなれば容赦なく切られる。結婚できないどころか、住む家さえ奪われ、金が無くなれば自殺するしかない。団塊の世代が使った借金を借金で返してるので若者に配る金はありません。すべて自己責任で。ひどい世の中だな・・・・


問題を子孫に押し付け、自身は悠々自適の生活。誰かの犠牲の上に生きてるくせに恥じることもない。そして結婚しろ・子供を産めと負担だけを増やそうとする既得権益者の老人達。いいかげんにしてください。若者はあなた達のために生きてるわけじゃありません。

「動画にコメントを書いて楽しむ」から「動画を鑑賞して批評する」へ

ニコ動がくそになったのは勘違いしたうp主とお客様意識の視聴者が増えたからだよね。(VOC@LOID通信@ニコ部)

を読んで思うところがあったのでちょこっと書いてみた。


初期のニコニコ動画はうp主も軽い気持ちで動画をあげていたからわりとコメントしやすい気軽さがありましたね。作品にコメントでツッコミ入れたり、それがまた作品をよりおもしろくしたり。動画を作った人も、動画を見る人も同じ目線で楽しむみたいな。「動画にコメントを書いて楽しむ」というのがニコニコ動画の本来のサービスだったような。


で、最近のニコニコ動画は作るほうも見るほうも真剣で「鑑賞する動画」になってきています。偉大なクリエイターが作った作品を見るような。そこでは視聴者としてのマナーを求められます。さらに目の肥えたユーザーは批評家になってしまっていてとてもコメントで遊べる雰囲気じゃない。


どちらがいいとは一概には言えません。気楽にコメントが書ける楽しさも捨てがたいが質の高い動画を鑑賞したい強い欲求もあります。またそのような質の高い動画を見たらうp主をリスペクトする感情も自然と生まれてきます。ただ、最近そういう気軽にコメントで参加できる動画が目の届く範囲から減ってきているのでコメントで遊びたい欲求も高まりつつあるんじゃないかなと。


「みんなでコメントを書いて作品をよりおもしろくする動画」と「完成した作品を鑑賞して批評する動画」がバランスよく両立できればいいんですけどね。ただ前者の場合、おもしろいコメントは時間とともに流れてしまいますから難しいところですね。